Kindleで電子書籍デビューをして1年以上経って気づいたこと。
それは、ライトノベルとKindleは相性が良いということです。
なぜ相性が良いのか、
電子書籍版の発売日はどうなっているのか、
などをふまえたうえで、最後にKindleのおすすめモデルをご紹介します。
最近、スキマ時間はスマホではなく、圧倒的にKindle開いてます。
kindleとライトノベルは相性がいい
ライトノベルを数千冊だって持ち運べる
作品にもよりますが、ライトノベルはその他の小説と比べると文字数は少なめです。
一冊なんてあっという間に読み終わってしまいます。
休日にライトノベルを読んでいて、気づいたら10冊くらい軽く読んでいたこともありました。
そのため、外出先でライトノベル読むときは、1冊では物足りなくなることがよくあったので、いつも数冊カバンの中に入れて持ち運んでいました。
しかしまぁ数冊とはいえ、カバンは占有されるし重くなります。
そこは我慢するしかなかったのですが、kindleでライトノベルを読むようになってからは、その不満はなくなりました。
kindleなら、文庫本ほどの厚さと大きさの中に、電子書籍のライトノベルを何冊も保存して持ち運べます。重さも161グラムから変わりません。
ちなみに160グラムというのは、約お茶碗一杯分のごはんの重さです。いつも無意識に持っている重さですね。
しかも、持ち運べる量は数冊どころか数十冊、数百冊、なんと数千冊だって持ち運べます。
自分家の本棚以上の本を丸ごと持ち運べるといったかんじですので、外出時にどれを持っていくか悩む必要もなくなりました。
外出先でもライトノベルを読む人にとっては、kindleは大活躍すると思います。
文字の大きさが変えられる
ライトノベルは文字通り軽い読み物で、通勤や通学の電車やバスの中で読むには持ってこいです。
ただ、ライトノベルの文字は結構小さめに印刷されていますので、その小さい文字を揺れる電車やバスの中で凝視し続けたら、乗り物酔いになる可能性大です。
私も実際によくなっていました。懲りずにずっと読んでいましたが。^^;
しかし、電子書籍のライトノベルの場合、kindleの設定で文字サイズを自由に調整できます。これは電子書籍ならではの機能です。
文字の大きさ調整は、わざわざ設定画面を開いたりする必要もなく、読んでいるページでスマホで画像を拡大するようにタッチ操作をするだけです。
文字が大きくなれば乗り物酔いが軽減できるという保証はありませんが、少なくとも私は乗り物酔いが起きにくくなりました。
文字の大きさが変えられるkindleなら、電車やバスの中での読書が快適になります。
ライトノベル特有の挿絵を気にしなくていい
ライトノベルには随所にかわいいキャラクターの挿絵が挿入されているわけですが、この挿絵をライトノベルに対し理解のない人に見られるのは、ちょっと抵抗がある人も多いと思います。
私も、ライトノベルがそれなりに認知されてきているとはいえ、挿絵のある見開き反対側のページは、結構急ぎめで読んでいます(笑)同じような人いるんじゃないでしょうか。早く次のページに行きたくて(笑)
本のライトノベルの場合は、このような問題というか少し気になる点があるわけですが、電子書籍なら挿絵を気にする必要はありません。
というと、「電子書籍のライトノベルには挿絵はないのか」と思ってしまう人がいるかもしれませんが、そうではありません。
電子書籍にもちゃんと挿絵はあります。
ただし、kindleの場合は挿絵が1ページで表示されるので、挿絵のページを飛ばしたければ、すぐに次のページに移動できるのです。
これなら、外出先、例えば電車など比較的近い位置に人がいる状態でも、ゆっくりライトノベルを楽しむことができます。
ライトノベルの文庫版と電子書籍版の発売日の違いについて
紙媒体、いわゆる文庫版であるライトノベルと、電子書籍版であるKindle版のライトノベルの発売日の違いについて、気になる人もいるのではないでしょうか?
ライトノベルの電子書籍版が発売される日は、電子書籍が購入できるサイトだったり、出版社によってばらつきがあります。
同時に発売される作品も多いのですが、1ヶ月以上遅れる作品もあるんですよね。
参考までに、2018年3月現在に話題になっている、ライトノベル5作品の最新刊の書籍と電子書籍版の発売日を調べてみました。
りゅうおうのおしごと!8
本:2018/3/14
電子書籍:2018/3/13(Kindle)
Re:ゼロから始める異世界生活16
本:2018/3/24
電子書籍:2018/4/24(Kindle)
ソードアートオンライン プログレッシブ5
本:2018/2/10
電子書籍:2018/4/8(Kindle)
この素晴らしい世界に祝福を!13
本:2017/12/1
電子書籍:2017/12/1
ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか13
本:2018/2/14
電子書籍:2018/2/13
ノーゲームノーライフ10
本:2018/2/24
電子書籍:2018/2/24
KADOKAWAが直営する電子書籍サイトBOOK☆WALKERがありまして、KADOKAWA系列から出版される作品の電子書籍は、そのサイトで優先されて配信(先行配信)されている場合があるようです。
kindleストアで、kindle版の発売日が遅れている作品は、BOOK☆WALKERで確認すると、すでに配信されていたりします。
ライトノベルは、日々いろんな作品がどんどん発売されるので、ひとつの作品にこだわらなければ、kindleで読むライトノベルが一冊もないというような状況にはならないでしょう。
発売日の違いは気にしなくても大丈夫かと思います。
kindleunlimited(読み放題サービス)にライトノベルは含まれないので注意が必要
Amazonには、kindleunlimitedという、月額980円で、本やコミック、雑誌などが読み放題のサービスがあります。
ただし、すべてが読み放題となるわけではなく、kindleunlimited対象の本やコミック、雑誌のみとなります。
たまに勘違いされるのですが、kindleunlimitedでライトノベルが読み放題なのかと言うと、答えはノーです。
全くないというわけではありませんが、読みたいライトノベルはまずないと思った方がいいでしょう。今後追加されるという可能性も低いと思います。
私が思うに、このような読み放題サービスは、「読みたい本は特に決まってないけれども、読書は好きだ」というような人が向いているのではないかと思います。
読みたい本が決まっている人にとっては、読み放題の中にその本がなかったらなんの意味ありませんので注意してください。
kindle端末(電子書籍リーダー)の選び方
結論からいいますと、これから電子書籍デビューをされる方は、一番安いエントリーモデルで十分かと思います。
理由としては、エントリーモデルであるKindleから、一つ上のグレードのKindle Paperwhiteになると、価格が5000円ほど上がってしまいます。(さらに上のグレードはもっと高くなります)
5000円プラスしてKindleの性能を上げたところで、あんまり意味がないと感じたからです。
エントリーモデルとそれ以上のモデルに大別して比較しますと、注目すべき性能の違いとしては、
- 画面にLEDバックライトがつくという点
- 解像度が167ppiから300ppiになるという点
の以上2点です。(もちろん他にも違いはありますけれども)
個人的な意見ですが、この2点の性能UPは私は不要と考えました。
LEDバックライトは不要
実際にkindleの画面を確認してもらうとわかるのですが、文字の見え方がスマホやタブレットとは全く違います。
それはバックライトがないからです。画面もノングレア(非光沢)でとにかく見え方が目に優しいです。
私はとにかくこの目にやさしい状態で文字が読めるのが気に入っています。
暗いところではKindleは読めませんが、そもそも読書は明るいところでするものです。どうしても暗いところで読みたくなったら、みんなすでに持ってるiPhoneやスマホにKindleアプリをインストールして読めばいいだけです。
Kindleはぜひバックライトなしで読んでもらうことをおすすめするので、LEDバックライトは要りません。
読書目的なら解像度はどうでもよい
Kindleは動画や写真を見たりする端末ではありませんので、文字がきれいに見えたら十分です。
167ppiでも文字は当然きれいで、本で読む文字と全く一緒です。
この解像度を気にするべきは、Kindleでマンガも読もうと思っている人でしょう。
ライトノベルなどの読書が目的であれば、解像度は167ppiで全くもって問題ないです。
おすすめの電子書籍リーダーはこれ
私も一番安いエントリーモデルを長く愛用していますが、これより高機能のKindleが欲しいとは思ったことはありません。
購入するときに迷うかもしれない項目として、キャンペーン情報付きモデルとキャンペーン情報なしモデルとがあります。
キャンペーン情報付きモデルは、Kindleを起動したときに、キャンペーン情報つまりAmazonの広告が表示されます。その画面を上にスワイプして消すというひと手間(操作)が必要になります。
対して、キャンペーン情報なしモデルはそのひと手間(操作)がいらないということです。
違いとしてはこれだけなのですが、価格には2000円ほどの差があります。どちらを買われてもいいと思います。
ちなみに私は、とりあえず安く済ませたかったので、キャンペーン情報つきモデルを購入しましたが、広告が表示されるのは一番最初の画面だけですので全く気になりませんでした。読書中に、次のページへの間に広告が挿入されるとかはないのでご心配なく。
それでは。素敵な読書ライフを。
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